【総被害額2,500万円】ベトナム人広域窃盗グループの捜査が終結、被災地などの空き家に侵入し犯行繰り返す
上越警察署、糸魚川警察署、県警捜査第三課、長岡県警、石川県警、富山県警、栃木県警の合同捜査班は11月18日、住居不詳で無職のベトナム国籍男性(35歳)ら5人による広域連続侵入窃盗事件の捜査を終結したと発表した。
書類送致された5人は、24歳から35歳までのベトナム国籍男性。なお、5人の中には、技能実習生の名目で入国し、実習先から行方をくらまし超過滞在になっている者もいるという。同郷の者やSNSを通じて知り合ったものもおり、グループを形成して犯行に及んでいたものとみられる。
書類送致された5人は共謀のうえ、2023年12月ころから2024年4月までの間、新潟県を含む8県下において、被災地域を含む空き家などに侵入するなどして、住居侵入・邸宅侵入・窃盗などの犯行を繰り返した。
5人が関与した事件の送致件数は、170件、被害金品の合計は約2,500万円(逮捕事実を含む)
なお、被害総額のうち、現金被害は約1,000万円、物品などの被害が時価約1,500万円だという。
新潟県警によると、逮捕された5人はそれぞれ容疑について認める供述をしているという。