コマ大戦大田区場所開催 新潟県の企業も参戦

中小企業が己の技術で作ったコマを競わせる「全日本製造業コマ大戦 G3 THE PARTY 2019 大田区場所」が9日、東京都大田区で開かれた。手で回すコマで競わせる規定部門には、全国14都県から25チームが参戦。中には、新潟県の企業も参戦した。さて、結果は!?

コマ大戦は2012年にスタートし現在ではほぼ毎週のペースで全国で開かれている。大田区場所は、区内企業らによる有志「おおたコマプロジェクト」が主催して開かれた。

今回も、胴体が開く「開き系」コマや端に留まり続けるコマなど個性豊かな参戦者がいっぱい。新潟県からは中村ターンテック(弥彦村)が参戦した。同社のコマは金属製の本体の周囲にポリカーボネートと呼ばれる樹脂で作ったカバーを纏わせるタイプで、相手の動きを吸収し続ける戦法だ。

予選会は順調に勝ち進んだものの、準々決勝では過去負け続けている因縁の相手、岩沼精工コマ部と対戦。開き系の岩沼精工にコマごと土俵外に飛ばされて、今回も敗退。準決勝には歩を進められなかった。

準々決勝に臨む中村ターンテックの投げ手(左)

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