【不正請求などで約921万円の支払い処分】特定非営利活動法人ゆっくりノボロヲ(新潟市西区)が破産開始決定
東京商工リサーチ新潟支店によると、障害福祉サービスの特定非営利活動法人ゆっくりノボロヲ(新潟市西区、登記上 新潟市中央区、設立 2019年 3月14日、赤松和宏理事長)は、11月18日、新潟地裁より破産開始決定を受けた。
なお、破産管財人には大花真人弁護士(西堀通り法律事務所、新潟市中央区)が選任された。負債総額は約1,800万円が見込まれる。
ゆっくりノボロヲは、2019年3月に設立された特定非営利活動法人であり、知的障害者、精神障害者、身体障害者の社会への自立、就労移行支援などを手掛けていた。
しかし、2023年8月に人員基準違反や運営基準違反、不正請求などで新潟市福祉部より指定取消および約921万円の徴収金支払い処分を受け、事業継続が困難な状態に陥っていたもので、今回の措置に至った。