新潟県胎内市の飯豊連峰 胎内登山口で「山開き安全祈願祭」

(一社)胎内市観光協会(新潟県胎内市)は2日、福島・山形・新潟の3県にまたがる飯豊連峰 胎内登山口の「山開き安全祈願祭」を、登山口に位置する宿泊施設「奥胎内ヒュッテ」で執り行った。3日から本格的な山開きになるという。

安全祈願祭には胎内市の井畑明彦市長のほか、新潟県、新発田警察署、胎内消防署、山岳関係者、ロイヤル胎内パークホテル、奥胎内ヒュッテ、国設胎内スキー場などを運営する株式会社胎内リゾートなどの関係者が参列し登山者の安全を祈願した。

祈願祭終了後、挨拶に立った井畑市長は、今年6月に発生した登山中に体調を崩し救急搬送された人(その後無事元気になったそうだ)がいたことを紹介。「偶然近くに居合わせた方の中に医師がいて、適切な対応をしていただき救急搬送となった。その後、(胎内市の)職員がその医師にお礼の手紙を差し上げたところ、先生から返信があり、『素晴らしい自然に触れ、かつそこで知り合った方を介抱しながら治療にあたることができて、良い思い出となった』などを書かれていた」ことなどを紹介していた。さらに続け、「災害、事故がないことを祈りつつ、漫画いい地に備え、しっかり皆様方(参列した関係者)と連携していきたい。そして多くの方に、胎内市や飯豊連峰などの自然の恵みを満喫しリフレッシュしていただきたい」などと語っていた。

奥胎内ヒュッテ
http://okutainai.com/

井畑明彦市長

奥胎内ヒュッテ

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