【キシャメシ】世界大会出品の極上白湯スープとお茶漬けで締める一杯 （ラーメン おこじょ 新潟県長岡市）
新潟県長岡市にあるラーメン店「おこじょ」は、ラーメン愛好者にとって欠かせない名店となっている。特に注目すべきは、2017年のワールドラーメングランプリ決勝に出品された「純のどぐろ白湯麺」を基にした「のどぐろラーメン」（1,100円）だ。このラーメンを味わいに、この日同店を訪れた。
ばかデカい看板が道路沿いにでかでかと。 非常にわかりやすい
店内に足を踏み入れると、豊富なメニューが並んでおり、選ぶのに少し迷ったが、今回は迷わず「のどぐろラーメン」を注文。食券を購入し、店員に渡すと、10分ほどでラーメンが運ばれてきた。
「のどぐろラーメン」の最大の特徴は、その白濁したスープにある。見るからに濃厚で、ひと口飲むと、のどぐろの魚介の風味が広がり、魚の臭みは全く感じられない。まろやかながら、深みのある味わいが特徴的だ。このスープが「純のどぐろ白湯麺」から受け継がれていることに納得する。
見るからに旨そうだ！
ラーメンのトッピングには、鶏と豚の2種類のチャーシューが入っており、それぞれがしっかりとした味わいで、スープとの相性も抜群。また、炙ったのどぐろの切り身が香ばしく、ラーメン全体の風味を引き立てる。穂先メンマや煮卵も、ラーメンに彩りを添える重要な役割を果たしており、ひとつひとつが丁寧に作られている。
ラーメンを楽しんだ後、登場するのが「お茶漬け」。残ったスープに岩のりと青ネギが載ったご飯を入れて食べるスタイルで、スープの深い味わいを最後まで楽しむことができる。このお茶漬けは、ラーメンの締めとしてぴったりで、スープを余すことなく味わうことができる。個人的には、ご飯の量がもう少し多ければさらに満足感が増すと感じたが、このバランスも絶妙だ。
締めは「お茶漬け」。一回で、二度美味しい！
「のどぐろラーメン」は価格が少し高めだが、その独特な風味や具材、そして創意工夫に満ちた一杯を考えれば、その価値は十分にある。ラーメン好きなら、新幹線や飛行機でわざわざ食べに来る価値があるだろう。同店は、ラーメン職人・佐藤直人氏が考案した新しいメニューをいち早く楽しむことができる。
特に「のどぐろラーメン」は、これまでにない深い味わいを提供しており、ラーメンファンなら一度は試しておきたい一杯だ。次回の訪問時にも、新たな発見がありそうで楽しみだ。
ラーメン おこじょ
電話 0258-89-8536
住所 新潟県長岡市蓮潟4-11-18
（編集部 Y）
