【アップサイクルプロジェクト】亀田製菓がハッピーターン生地を使用した除菌ウェットティッシュを制作、商品化へ
亀田製菓株式会社(新潟市江南区)では2024年5月より、新たに『Re Kameda』プロジェクトを立ち上げ、米菓の製造過程で発生する副産物を新しい価値のある商品へと生みかえるアップサイクルの取り組みを推進している。
今回、その取り組みの一環として制作されたのは、」同社の看板商品であるハッピーターンの製造過程で発生する規格外の生地を活用した『ハッピーターンから作った除菌ウェットティッシュ』だ。2024年12月上旬より一部の店頭プロモーション等で使用を開始する。
ハッピーターンの生地を窯で焼き上げる際に、焼き上げ不足の生地やラインの焦げが付いた生地がどうしても発生してしまうが、これまでこうした規格外生地は飼料としてリサイクルをしていた。それが新しい価値をもって生まれ変わる。
『ハッピーターンから作った除菌ウェットティッシュ』は、株式会社ファーメンステーションとの協業により、同社独自の発酵技術を活用して、ハッピーターンの副産物からエタノールを製造することに成功。ハッピーターン由来のエタノールを使用した除菌ウェットティッシュが生まれた。