【負債総額は約3,000万円】「KAMO MACHINAKA BASE」運営のK‐walk(新潟県加茂市)が破産申請へ
東京商工リサーチ新潟支店によると、アプリ開発、WEBサイト制作などの株式会社K‐walk(新潟県加茂市、設立2021年2月3日、資本金500万円、永山光夫社長)は、11月25日に事業を停止し、事後処理を五十嵐広明弁護士(伊津・五十嵐法律事務所、新潟市中央区)に一任した。今後は破産による整理を予定している。負債総額は約3,000万円が見込まれる。
K‐walkは、2021年2月に設立された事業体で、スマホ向けアプリの開発やWEBサイトの制作、DX導入支援のほか、土産物店「koite(こいて)」の運営に加え、今年に入ってから加茂市が所有する加茂ショッピングパークメリア3階の指定管理者となり、フリースペース「KAMO MACHINAKA BASE」の運営も手掛けていた。
しかし、土産販売事業の不振などで、2023年12月期の売上高は約3,400万円にとどまり、約1,400万円の赤字計上を余儀なくされていた。
その結果、財務内容も約1,300万円の債務超過となり、厳しい資金運営を強いられていたもので、その後も業況に好転材料は乏しく、事業継続は困難と判断し、今回の事態に至った。