【労働安全衛生法違反容疑で書類送検】移動式クレーンの作業の方法などをあらかじめ定めていなかった疑い

新発田労働基準監督署は12月2日、株式会社日本建機(新潟県村上市)と同社社員、株式会社砂井(さごい、新潟市南区)と同社社員を労働安全衛生法違反の疑いで新潟地方検察庁新発田支部に書類送検した。

令和6年7月20日、新潟県村上市春木山地内の河川工事現場で移動式クレーンを用いて作業を行う際、労働者の配置などの作業方法を定めていなかった疑いが持たれている。

令和6年7月20日、新潟県村上市春木山地内の河川工事現場で、労働者が鋼矢板に玉掛を行って移動式クレーンのオペレーターに巻上げの合図を送り吊り上げていたところ、地上から高さ約5mの地点で玉掛が外れて鋼矢板が落下し、下にいた労働者に当たり、胸椎などを骨折するという災害が発生した。

なお、この件は砂井が下請労働者に直接指揮して作業をさせていた疑いがあるため、労働者派遣法を適用し、労働者の安全措置義務は砂井にあったものとして送検したもの。

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