【新潟県感染症情報】インフル・コロナ・マイコプラズマの感染拡大中、11月25日から12月1日までの県内の感染症情報(週報速報版)
新潟県福祉保健部感染症対策・薬務課は12月5日、11月25日から12月1日までの新潟県感染症情報(週報速報版)を発表した。
インフルエンザ
発表によると、流行期に入っているインフルエンザについては、県内では定点当たりの報告数が全県で3.16と前週の1.53に比べ増加した。
新型コロナウイルス
例年冬期に感染が拡大する傾向にある新型コロナウイルスについては、県内では定点当たりの報告数が全県で3.16と前週の2.44に比べ増加した。
マイコプラズマ肺炎
全国で流行しているマイコプラズマ肺炎については、定点当たりの報告数が全県で2.31と前週の1.77に比べ増加した。
手足口病
警報が発令されている手足口病については、定点当たりの報告数が全県で3.71と前週の3.96に比べ減少したが、国の示す警報終息基準(定点当たり2)を下回るまで警報を継続する。
その他
新潟県内では、腸管出血性大腸菌感染症の届出があった。
過熱が不十分な肉を喫食することは、腸管出血性大腸菌感染症の発生リスクがある。海外渡航時に過熱が不十分な肉を喫食したことによる腸管出血性大腸菌感染症の発生が確認されている。
腸管出血性大腸菌は、75℃で1分以上加熱すると死滅するので、加熱すべき食品は中心部まで十分の加熱するよう呼びかけている。また、野菜などを生で食べる時もよく洗ってから食べるよう呼びかけている。
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