新潟市アイスアリーナの新愛称は4月から「MGC三菱ガス化学アイスアリーナ」に決定
新潟市は12日、「新潟市アイスアリーナ(現在の名称は新潟アサヒアレックスアイスアリーナ)」の新たなネーミングライツパートナー契約を、三菱瓦斯化学株式会社(東京都千代田区)と締結した、と発表した。新たな愛称は、「MGC三菱ガス化学アイスアリーナ」で、契約期間は2019年4月1日から2024年3月31日まで。契約金額は年額1200万円。
弊紙2018年11月10日号で伝えたが、新潟市からリンクが消えた2003年以降、選手数が伸び悩むなど「冬の時代」に突入していたが、2014年2月に、本州日本海側で初となる通年営業の屋内型スケートリンク「新潟アサヒアレックスアイスアリーナ」がオープン。その後、今井遥選手が、東京から新潟県スケート連盟に移籍し、新潟アサヒアレックスアイスアリーナを練習拠点にしたことで、県内外から選手が集まり始めた。また昨年2月に、メドベージェワ選手やザギトワ選手をはじめとするロシアのフィギュア代表選手が平昌五輪の事前合宿地に新潟市(新潟アサヒアレックスアイスアリーナ)を選んだことは記憶に新しい。
一方、三菱瓦斯化学のホームページなどによると、同社は、新潟市北区にメタノール・アンモニアおよびそれらの誘導品、メタキシレンジアミン、MXナイロン、バイオ関連製品などを製造する新潟工場があるほか、新潟市北区の敷地内に、2020年6月の完成を目指し、地上4階建ての研究総合棟を整備する計画。