【Q2決算】サトウ食品(新潟市東区)、夏のコメ不足の影響で包装餅も販売好調
サトウ食品株式会社(新潟市東区)は12月10日、2025年4月期第2四半期決算短信(連結)を発表した。
売上高は186億4,700万円(対前年同期比12.5%増)、営業利益は8億6,200万円(同12.6%減)、経常利益は10億7,300万円(同8.0%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は7億3,100万円(同12.3%減)で、増収減益となった。
主力である包装米飯製品の売上高は、139億2,200万円(前年同期比12.8%増)。価格改定後も、販売数量は前年同期比で8.9%増加した。
包装餅製品の売上高は、47億1,600万円(同11.8%増)となった。化粧箱入りの「サッと鏡餅」や置き場所を選ばない「小飾り」タイプの品揃えの拡充、商品を陳列する際の開封作業を軽減する段ボールを採用するなどの取り組みに加え、夏のコメ不足が影響し包装餅の需要が高まったことも影響した。
利益面は、各種原材料費・物流費の価格高騰の影響や、設備投資に伴う減価償却費の増加により、前年を下回る結果となった。
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