【プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選】白玉の湯 泉慶・華鳳（新潟県・月岡温泉）が初の総合１位に

今年1月に開かれた第49回の表彰式の様子

株式会社旅行新聞新社（東京都千代田区）は12月11日、第50回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の入選施設を発表し、総合100選では新潟県・月岡温泉（新発田市）の白玉の湯泉慶・華鳳が初の1位に輝いた。

旅館100選は全国の旅行会社による投票を集計し、得票順に並べて入選施設を発表する事業で、観光業界で最も歴史のあるランキング付けイベントとして今年が50年の節目にあたる。

投票は2024年9月21日から同10月31日に、全国の旅行会社の本社、支店、営業所など1万4292カ所に実施。「もてなし」「料理」「施設」「企画」の部門別100選および、4部門の合計点からなる「総合100選」が選出される。投票期間時点で、令和6年能登半島地震等、自然災害の影響で長期休業を余儀なくされている施設については、各ランキングの選出対象外となっている。

総合100選では、新潟県月岡温泉の白玉の湯（新潟県・月岡温泉）が、旅館100選50年の歴史の中で初の1位に。2位は水明館（岐阜県・下呂温泉）、3位は八幡屋（福島県・母畑温泉）がランクイン。

部門別100選は、「総合」1位の白玉の湯泉慶・華鳳が「施設」「企画」部門で１位、同2位の水明館が「もてなし」「料理」で１位となり、2館で4部門のトップを二分した。

白玉の湯　泉慶・華鳳（新潟県新発田市）