【負債総額は約9,400万円】木製家具製造のジャパンインテリアシステムズ(新潟県関川村)が破産開始決定
東京商工リサーチ新潟支店によると、木製家具製造の株式会社ジャパンインテリアシステムズ(新潟県関川村、設立1969年11月1日、資本金4,100万円、伊藤栄一社長)は、12月4日、新潟地裁新発田支部より破産開始決定を受けた。負債総額は約9,400万円が見込まれる。
ジャパンインテリアシステムズは、1969年11月に設立された木製家具製造業者で、児童向けの椅子製造を主に手掛け、2000年1月期は9,576万円の売上高を計上していた。
しかし、市況低迷の煽りから受注は低迷し、2021年1月期の売上高は3,433万円に落ち込んでいた。その後は、4,000万円台の売上高を維持していたが、採算的には恵まれず、過去の累積欠損を抱え、2024年1月期で3,801万円の債務超過となっていた。
このような状況下において、2024年10月に代表者が死去し、後継者不在の状況で事業を停止していたもので、特別代理人として加賀谷達郎氏が選任され、今般の措置に至った。