【新たな賑わい創出へ】万代テラスの公共還元型民間活力導入事業者にピーエイインカネイト新潟(新潟市中央区)が選定される

新潟市中央区の「万代テラス」

株式会社ピーエイ(福島県双葉郡)のグループ子会社である株式会社ピーエイインカネイト新潟(新潟市中央区)は、新潟県が募集した「万代テラス賑わい創出のための公共還元型民間活力導入事業」の事業予定者に決定したことを12月13日に発表した。

事業実施エリアは新潟市中央区万代3丁目2526-22、2526-6の都市計画区域で、貸付面積は5,381.23 平方メートル。契約期間は30年未満の範囲内。

この事業では、万代島地区の港湾緑地の一部である「万代テラス」において、港湾法改正によって創設された港湾環境整備計画制度(みなと緑地PPP)を活用し、長期的な貸付を行い、収益施設と公共部分を一体的に整備及び管理運営を行う。

同地区では、平成31年に「万代島地区将来ビジョン」が策定され、賑わい創出と地域活性化が進行中。平成27年にオープンした中心施設の万代テラスは、信濃川や萬代橋の景観を活かした設計で、緑地や広場が整備され、多くの人が訪れる憩いの場となっている。

同社は、令和4年4月に新潟県から使用許諾を受け「ハジマリヒロバ 万代テラス」を開業し、主にBBQ運営事業や地域交流の場として活用されてきた。

新たな事業コンセプトとして同社では「『箱を作る』のではなく『道を創る』という発想のもと、新潟の景観と調和する施設を企画・提案し、「場と風景の一体感」の実現を追及する。水辺に近い自然な動線と親しみやすいデザインを採用することで、開放感を演出し、地域の魅力を最大限に引き立てたい。単なる食事の場にとどまらず『リビング』としての空間を創出する。さらに、都心軸に隣接する港を活用し、『ここでしか味わえない新潟』を訪れる方々に体験してもらい、特別な思い出を作る場を創りたい」と話している。

事業内容の詳細は港湾環境整備計画が認定された段階で公表される。

 

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