47都道府県<食のイメージ>調査2016ランキング、新潟は米で北海道に抜かれる
株式会社バイヤーズ・ガイド(東京都千代田区、永瀬正彦社長)は全国1万5556人の20~69歳の男女を対象に、「47都道府県<食のイメージ>調査2016」を昨年度に続き実施した。
調査は、食全体、米、めん類、野菜、果実、水産物、肉類、菓子類、アルコール、料理などの17カテゴリ別に実施。それをもとに<食のイメージがある都道府県>、<この1年間に食べて印象に残っているもの>などを数値化した。
<食のイメージがある都道府県>、<この1年間に食べて印象に残っているもの>では昨年度に続き、北海道・大阪府・福岡県がベスト3となった。
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とくに、実食によるイメージ訴求では、1位に北海道(28・2%)、2位に福岡県(10・3%)、3位に大阪府(10・2%)、4位に京都府(9・7%)、5位に長野県(9・5%)と、旅行や出張での来訪頻度が多い都道府県がランクイン。「旅行」と「地元グルメ」がセットとなって、消費者の心に訴求している実態がうかがえる。
一方、カテゴリ別に見ると、米の<食のイメージがある都道府県>で、北海道(14・9%)が新潟県(14・2%)を抜いて1位になったという。
テレビCMで「ゆめぴりか(501件)」「ななつぼし(222件)」「きらら397(87件)」といった北海道米が認知されてきたことが一因にあると考えられる。3位以降は秋田県(10・7%)、宮城県(6・2%)、山形県(5・0%)と東北勢が続く。
ただ、固有名詞で見ると依然として、わが県のコシヒカリ(1525件)・魚沼産コシヒカリ(149件)は強いブランド認知となった。
【調査概要】
調査方法 :インターネットによる調査(マクロミルモニター)
調査対象 :全国20~69歳の男女
調査時期 :8月6日~17日
サンプル数:1万5556人
『47都道府県<食のイメージ>調査2016」(株式会社バイヤーズ・ガイド調べ)』