新潟市江南区で「かめだ梅まつり」が始まる

24日にはスタンプラリーも

3月31日まで

新潟県内有数の「梅」の生産地で、「藤五郎梅(とうごろううめ)」と「越の梅(こしのうめ)」の発祥の地として知られる新潟市江南区亀田で、「かめだ梅まつり」が始まった。3月31日まで。期間中、新潟市江南区役所を起点とする徒歩約1時間(1・8km)の甘い香り漂う「梅の路散策コース」を楽しめる。

区役所だより(3月3日号)によると、3月24日に「梅畑スタンプラリー」が行われるほか、梅ジュースや甘酒の振る舞い、梅の加工品や地元野菜の販売などもある。さらにゴールした人には、藤五郎梅の梅干しをプレゼントするようだ(数に限りがある)。また、かめだ梅まつりに合わせて、亀田の商店街でも、梅スイーツ・梅加工品の販売、亀田商店街ストリートギャラリーなど様々な催しが行われるという。

藤五郎梅は、大粒で肉厚、果汁が多く、梅干や梅酒などの加工品で使われているほか、焼酎などに入れて使う人もいる。江戸時代、旧亀田町の青果問屋・宇野藤五郎氏が観賞用に植えていた梅の実を市に出したところ、好評を博した。それから藤五郎梅と呼ばれるようになったという。

藤五郎の碑

梅の里通りの由来

江南区役所には「藤五郎梅」古木と「越の梅」原木が植えられている

「藤五郎梅」古木

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