【保険料8千万詐取の疑い】損保ジャパンの代理店従業員が証券偽造し不正に金銭を受領か(新潟県上越市)

損保ジャパン・新潟セントラルビル

損害保険ジャパン株式会社(東京都新宿区)は、新潟県上越市にある同社の委託代理店の元募集人が保険証券を偽造し、およそ8千万円を不正に受け取っていた疑いがあると発表した。

同社によると、新潟県上越市にある代理店「有限会社高田寺町」に8月まで所属していた女性販売員(78歳)が2002年以降、保険証券を偽造する手口で約8千万円を不正に受け取っていたという。

不正の発覚の経緯は、11月29日に当該代理店より報告を受け、その後、複数の顧客の話と偽造証券の現物を確認するなかで、元女性販売員による金銭の不正受領が認められた。なお、偽造された保険証券の代理店は、「寺町いずみ」「いずみ」と表記されているものがあることを確認している。

損害保険ジャパンは「お客さまおよび関係者の皆さまに、ご迷惑、ご心配をおかけしていることを心よりお詫び申し上げますとともに、募集人の管理・指導についてより一層の徹底をはかり、このような事案の再発防止に努めてまいります」とコメント。

被害者へは個別に相談と対応を進めており、然るべき捜査機関への相談と監督官庁への連絡を行っているとした。

 

 

【関連リンク】
元保険募集人による金銭の不正受領について(損保ジャパン)

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