新潟県加茂市の藤田明美市長が定例会見、ポルトガル女子体操選手の事前合宿について「6日間の予定で受け入れる準備を進めている」

新潟県加茂市の藤田明美市長

新潟県加茂市の藤田明美市長は6日、定例会見を開き、ポルトガル女子体操選手の東京オリンピック事前合宿について、「フィリッパ・マルティンス選手とコーチ1名を7月13日から18日までの6日間の予定で受け入れる準備を進めている」と語った。

選手を迎えるにあたり、感染症防止対策として、選手等は出国前96時間以内にPCR検査を2回実施するという。入国時にも空港でPCR検査を実施し、陰性を確認した後に入国となる。入国後は7月13日に羽田空港から専用車で直接宿泊施設へ移動する予定となっている。入国後も毎日PCR検査を実施する。

移動については、高速道路で休憩をとる場合も指定されたサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)を利用することになっており、18日の選手村への移動時も同様に上り車線の指定されたSAやPAを利用する。

また「宿泊施設内での移動も限られており、一般の利用者との接触は出来ない」(藤田市長)という。選手及びコーチと接触の度合いが高い職員は毎日PCR検査を実施し、その他関係者も合宿前・中・後に定期的に検査を行う。また、接触が見込まれる関係者は既にワクチン接種を2回済ませており、受け入れ期間の前後14日間の検温や体調管理チェックを行う。

さらに、施設の換気や消毒と清掃作業を行うなど感染症防止対策を徹底し、「市民の安心を得られるよう常に心がけていくという。なお、合宿期間中は選手と市民の交流はできないが、同市では市民の応援動画やフィリッパ選手の練習風景を配信したい」(藤田市長)考えだという。

などを発表した。

 

65歳以下向けの新型コロナウイルスワクチン接種について

一方、同市では現在、60歳から64歳の方全員と16歳から59歳の基礎疾患のある人、市内・市外の高齢者施設・障がい者施設従事者の人、市外の保育園等に勤務する人の接種の予約を受け付けている。

予約方法はコールセンター(0256ー57ー7001)へ電話するか、インターネット、健康福祉課の窓口で受付を行っている。加えて、市内の保育園、幼稚園、こども園の保育士等の園関係者やホームヘルパー、小・中学校の教職員等については、優先して接種を行っている。保育士等の園関係者は7月末までに接種が完了する予定。

また、7月7日に50歳から59歳の人に接種券を発送する。接種券が届き次第、予約が可能となる。その後のワクチンの供給状況により遅延する可能性はあるが、12歳から49歳以下の人についても、ワクチンの供給状況を見て接種開始日を周知していくという。

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