新潟県長岡市で県内初開催される「ミセスオブザイヤー」の出場者が同市の磯田市長を表敬訪問

「ミセスオブザイヤー新潟大会」出場者の女性たちと統括プロデューサーの笹川正子さん(写真中央左)、長岡市の磯田達伸市長(写真中央右)

今年8月29日に長岡ベルナール(新潟県長岡市)で開催予定の「ミセスオブザイヤー 新潟大会」に出場する女性たちと、統括プロデューサーの笹川正子さんが6日、開催地である長岡市の磯田達伸市長を表敬訪問した。

「ミセスオブザイヤー」は20歳以上の結婚歴のある女性、または30歳以上の未婚の女性を対象としたコンテスト。参加資格となる年齢に上限はなく、昨年は86歳の女性が沖縄大会の準グランプリを勝ち取るなど、ボーダーレスな志向と、人々の健康と生きがいを創出することへ重きを置いていることが特徴である。

2020年に始まり今年で2回目の開催となる新しいコンテストであり、今年も開催地を拡大している途中だ。新潟大会の統括プロデューサーである笹川さんは、大会主催者から1月に「新潟県でも大会を開きたい」という旨の話を受けたと話す。

今回の新潟大会は、「地元へ貢献したい」という理由から、笹川さんの生まれ育った長岡市で開催。総勢35人の女性の参加が決まったが、同市が県のほぼ中心部に存在することから、上中下越の県内全域から参加者が集まるという利点もあった。また笹川さんによると、近年は新型コロナウイルスに伴う外出自粛の風潮から家で美容に力を入れていた女性が多く、披露の場としてのコンテストに注目が集まりつつあるという。

表敬訪問の様子

統括プロデューサーの笹川正子さん(写真左)と長岡市の磯田達伸市長(写真右)

表敬訪問の場で磯田市長は、参加者の女性1人ひとりへ参加理由を聞いていった。女性たちは自らの経験や特技から来る信念を語ったが、皆一様に「コンテストへ参加することで、新型コロナの影響で閉塞感を感じている人や、自分と同じ境遇を持つ人を勇気づけたい」という意思を持っており、それに対して磯田市長は「現状は、家に篭ることで感染対策を徹底することが正しいことではあるが、人と交わる機会を失うこともまた人を蝕んでいく。皆さんの活動を、多くの人へ知ってもらうために市として広報で協力したい」と語った。

また、ボーダーレスな大会の在り方についても「加齢というものは人間を縛り付ける一番の要因であると思っていたが、皆さんの活動はそれを打ち破るものだ」(磯田市長)と感嘆した様子で語る。なお、今回新潟大会の参加者には99歳の女性の姿もあり、出場した場合は最年長のミスコンテスト出場者としてギネス記録へ申請する予定である。

新潟県大会では12人が選ばれ、その後11月14日、15日開催の日本大会(東京都)へ進出する。笹川さんは「ぜひ新潟県からグランプリを獲る女性が現れて欲しい」と意気込みを語った。

「ミセスオブザイヤー 2021 新潟大会」 ポスター

 

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