新潟市中央区で建設の進む「イオンスタイル」

新潟市中央区上所の新潟中央卸売市場跡で建設が進められている商業施設「マルシェコート(キーテナントはイオンスタイル)」が間もなくオープンする見込み(計画では今年5月オープン)。イオンスタイルのほか、パンのカブトとモンファインクリーニングの出店が決まっている。また内科・整形外科・小児科などの診療所と薬局を誘致予定という。

イオンスタイルは、転換期を迎えた総合スーパー(GMS)に代わる次世代の総合業態としてイオンが開発。現在、GMSからの業態転換や新設店で、全国20店以上展開されている。店内にイートインスペースやフードコートを多用しているほか、これまでと違い衣料品売り場にカフェを配置したイオンスタイルもあるなど、衣料品売り場、生活用品売り場、食品売り場という商品のくくり方を改めた。

とくに変わったのが食品売り場で、最近の有職主婦増加とともに、女性の作らない化、簡便志向が顕著になるなかで総菜売り場を広げ、イートインコーナーで食べることができるなど即食の選択肢を増やした。また、ひと手間かけて食卓に出したいというニーズに応え冷凍食品やミールキットを拡充した。

衣料品や生活用品ではライフスタイル提案型の売り場にくくり直している。シニア層が増える中で、休憩スペースや飲食ができるスペースを増やし対応している。なお新潟県内には「イオンスタイルラブラ万代」がある。

マルシェコートは、ダイア建設と大和地所が、新潟中央卸売市場跡で建設を進めている。その旧市場の敷地にはマルシェコートのほか、住宅 戸建て(78世帯)、14階建てなどマンション3棟(185世帯)の計263世帯の宅地・マンションなども整備される計画だ。

ダイア建設新潟などによるプロポーザル提案書
https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/zaisan/shiyutibaikyaku/chiikimiryoku710.files/keikakukoumokuteiannsiryou.pdf

上写真3枚。建設の進むマルシェコート(3月20日撮影)

上写真3枚は昨年7月に撮影

 

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