「長岡花火のブランド力をさらに高めて」第四北越銀行と地元4社が長岡花火財団へ寄付 来年は戦後80年の節目の花火に
株式会社第四北越銀行(新潟市中央区)と「地域応援!SDGs 私募債」を発行した企業4社が12月20日、長岡花火財団へ寄附金を贈呈した。
「地域応援!SDGs 私募債」は、私募債発行時の手数料の一部を県内の自治体や団体へ寄付する寄付型私募債。今回の取り組みには、株式会社吉兆楽(新潟県南魚沼市)、株式会社三起電装(新潟県長岡市)、株式会社与板製麺所(同)など4社が賛同し、長岡花火財団へ計30万7,000円を寄付した。
20日は、第四北越銀行の広川和義会長や吉兆楽の北本健一郎代表取締役が長岡市役所を訪れ、長岡市の髙見真二副市長(長岡花火財団理事長)へ寄付金を贈呈。
第四北越銀行の広川会長は「今回は、長岡花火のブランド化を更に進めていただきたいということで企画した。長岡花火は全国的に有名ではあるが、さらに多くの方に来ていただけるような使い方をしてもらえれば。地元の銀行として、これからも可能な限りいろいろな形で協力していきたい」と話した。
寄付を受けて髙見副市長は「こういう形での寄付は第四北越銀行でないとできない仕組みで、また賛同企業の方々の気持ちも入っている。(近年)花火大会は全国的に、非常にコストがかかるようになっており、中止に追い込まれるところも出てきている。しかし長岡花火は、このように企業の皆さんからあつい応援をいただいている」と感謝の言葉を述べる。
そして、来年の長岡花火については「来年は土日開催になるので、大勢の方に見ていただけると思おう。また、戦後80年でもある。何かそれを記念するような花火を上げたいので、期待してもらいたい」と話した。