ブルボン（新潟県柏崎市）がサッポロビール那須工場の固定資産を取得、事業拡大による生産拠点の確保へ

サッポロビール那須工場（ブルボン提供画像）

株式会社ブルボン（新潟県柏崎市）は、サッポロビール株式会社（東京都渋谷区）が所有するサッポロビール那須工場の土地・建物・生産設備等の固定資産について、12月25日付で売買契約を締結したことを発表した。

契約締結の理由として、同グループはさらなる安全・安心・安定を基とした品質保証第一主義に徹した取り組み強化を実施、その一環として生産工場の再構築を順次進めているためとした。加えて、同グループには“全国第一号クラフトビールメーカー”のエチゴビール株式会社があり、今後の同グループの事業拡大を見据えた生産拠点になるという。

公開されている取得資産の内容は、栃木県那須郡那須町高久甲4453-49に所在のあるサッポロビール那須工場。敷地面積は約47,000平方メートルで、取得完了日は2025年3月を予定している。取得価額は非公表、稼働時期は未定。

工場をフル稼働させるとエチゴビールの生産量は今の2～3倍になるとみられている。同社の担当者は「エチゴビールに限らず、グループ全体で新工場の生産力を生かした商品づくりに注力していく」とコメント。同社は今後も、持続的な成長に向けて積極的な取り組みを続けていく。

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