【キシャメシ年末年始特集】「編集部が選ぶ新潟のごはんの友アワード」原信ナルスのローストビーフ寿司(新潟県長岡市)

年末年始のキシャメシ特集では、「編集部が選ぶ新潟のごはんの友アワード」と題し、「これさえあれば、ご飯何杯でもおかわりできる」というライスハックをお届けする。お節やお餅に少し飽きてきたこの時期、胃袋が求めるのは「特別な一品」。そこで長岡市からは、原信ナルスの「ローストビーフ寿司」を紹介する。

そのままでも美味しいこの寿司、実はご飯の友としてのポテンシャルが凄まじいのだ。

同社の誇るローストビーフ寿司は、国産交雑牛のナカニクを使用し、低温調理でじっくり仕上げられた逸品。しっとり柔らかな肉質で、噛むたびに濃厚な旨味が口いっぱいに広がる。また、ホースラディッシュを使った洋風わさびが添えられており、香り高いアクセントが楽しめる。見た目も味も本格派のこの寿司は、シャリとのバランスも抜群で、完成度の高さが際立つ。

まずは寿司をそのままひと口。ローストビーフの豊かな風味に、思わず「ご飯が欲しい」と手が伸びる。シャリの上に乗ったローストビーフは、一見「おかず感」がないように見えるが、その味わいはまさに「白米を呼び覚ます」力を持っている。

さらに、湯気の立つ新米と一緒に楽しむスタイルが絶品。寿司を口に運び、炊きたての白米で追いかける――すると、シャリの甘みとローストビーフのコクが調和し、絶妙なハーモニーを奏でる。一口ごとに白米が止まらなくなる、まさに「魔法の寿司」と呼べる一品だ。

この寿司は、そのまま食べるだけでなく、アレンジ次第でさらに楽しめる。少量の醤油を足して味を引き締めたり、半熟卵を添えて贅沢なローストビーフ丼にしたり、余った分をお茶漬けにしても美味しい。ローストビーフとご飯の組み合わせには無限の可能性が広がっている。

原信ナルスのローストビーフ寿司は、寿司として楽しむだけではなく、「ごはんの友」としてのポテンシャルが非常に高い。お正月の疲れた胃にも優しく、それでいて白米が何杯でも進む魔性の味わい。

冷えた夜に、ほかほかの湯気が立ち上る食卓を演出してくれるこの寿司。ぜひその贅沢感と温もりを体験し、「もう一杯!」と声を上げるその瞬間を楽しんでほしい。

(編集部 Y)

 

【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。

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