【今年の漢字は『実』】「限られた時間で判断していかなければいけない」、花角知事が2025年初めての定例会見
新潟県の花角英世知事は1月6日、新潟県庁で今年初めての定例会見を開き、年頭所感や2025年の展望などについて語った。
冒頭、花角知事は恒例となっている「1年を表す漢字」について、「今年は『巳(み)年』ということで、『巳』に通ずる『実(み)』という字を今年一年の漢字にしたいと思う。色々な課題が実るというか、成果が生まれていく、そういう年にしたいと思っている」と今年の抱負を語った。
また、今年の県政において特に力を入れていきたい事柄を問われると、「差し迫った課題が色々ある。例えば、地域医療の再編や経営問題、これは時間が差し迫っている。限られた時間で判断していかなければいけないと考えている」と話した。
さらに、「少子化対策にも力を入れたい。これは、なかなか万能薬というものはない中で、少しずつでも子育てに優しい環境作り、若い世代にも選ばれる新潟県の職場や仕事作り、そうしたことを通じて少しでも環境を変えていきたいと思う」と語った。