【除雪中の死亡者は計2人に】新潟県内の雪による人的被害は今冬合計25人に、重傷者も多数
新潟県が1月7日、同日10時30分時点の県内における雪の被害状況を発表した。県内で除雪作業中の死亡事故が今冬2件発生しており、県は注意を呼びかけている。
今回の集計により、今冬の雪による県内での死者は2人、重傷者は13人、軽傷者は10人で、人的被害の合計は25人となった。このうち雪下ろしなどの除雪作業中の事故が14人、除雪機事故によるものが11人だった。なお、死傷者のうち18人が65歳以上だった。
死亡事故は上越市(12月24日)と南魚沼市(12月28日)で発生しており、いずれも除雪作業中のものだった。また、津南町や妙高市など9市町で重軽傷者が報告されている。
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