新潟県三条市、「住みたい田舎ベストランキング」で北陸エリア1位に
新潟県三条市が、第13回「住みたい田舎ベストランキング」で北陸エリア総合1位を獲得した。また、同市は「現地体験ツアーの多い自治体」ランキングでも1位を獲得。移住支援に力を入れている。
「住みたい田舎ベストランキング」は、月刊誌「田舎暮らしの本」(株式会社宝島社)が2013年2月号から毎年実施しているランキング。移住定住の促進に積極的な市町村を対象に、移住支援策、医療、子育て、自然環境、就労支援、移住者数などを含む314項目のアンケートを実施し、547の市町村の回答を基に田舎暮らしの魅力を数値化して、ランキング形式で紹介している。
今回三条市は、7部門でランクイン。96自治体が対象の「人口5万以上10万人未満のまちランキング」では、総合部門5位となった。
北陸エリア(31自治体)内では、2年連続で総合部門1位だった。なお、若者世代・単身者部門では7位、シニア世代部門では4位となった。
またユニークランキングとして、「現地体験ツアーの回数が多い自治体」で1位を獲得。「地域おこし協力隊が多い自治体」では2位、「空き家バンク登録件数が充実している自治体」では10位となった。
三条市の滝沢亮市長は今回のランキングについて「(同市では)きめ細かな移住支援や、丁寧な移住相談・移住体験などを幅広く実施し、年々移住者が増加している。この度、現地体験ツアーの開催数が全国1位に輝いたのは、正にその証と捉えている。今回のランキングに甘んじることなく、移住者の方々の支援と併せて、住み続けたいまちづくりに努め、『選びたくなるまち三条』の更なる実現につなげていきたい」とコメントした。