新潟アルタが閉店。 17年間の歴史に幕を閉じる
三越伊勢丹ホールディングス傘下で、新潟市中央区万代にある商業施設「新潟アルタ」が24日閉店し、17年間の歴史に幕を閉じた。閉店後の午後8時15分から閉店セレモニーが行われ、市田宗雄店長はあいさつの中で地域の人、関係者に礼を述べたほか、関係者に感謝状が贈られていた(全文を本分末尾に掲載しています)。
新潟アルタは、1975年に開業した「新潟三越エレガンス」を業態転換し、2002年に若者向けの商業施設として開店した。だが最近は業績が低迷していたという。
【市田店長のあいさつ】
皆様、本日はお忙しい中、新潟アルタの最終営業日ならびに閉店セレモニーにお越しくださいまして誠にありがとうございます。新潟アルタを代表いたしまして一言ご挨拶申し上げます。新潟アルタは2002年9月28日、この万代に誕生いたしました。あれから17年の月日をお客様また地域の皆様とともに、ここまで営業することができました。私たちのお店というのは非常に小さいながらも、手前味噌ですが、すごくパワーのある元気なお店だと思っています。ただ、やはり私たちの力だけではここまで営業することができなかったとも思っています。この万代シテイの中で様々なところから協力を頂きましてここまでやってこれ、また私たち自身も皆様との関わりの中で成長させて頂いてきたと思っております。またお客様には先ほどもお話がありましたが、地下のところにメッセージボードを作りまして、そこに多くのメッセージを書いて頂きました。昨日数えましたところ3000を超えるメッセージを頂戴いたしました。その一言一言が私たちが明日からまた頑張る力になるのだと思い、お客様にも本当に大きな大きな感謝でいっぱいでございます。私たちと、ここで働いていたスタッフは、新しい明日からの未来に向かって、一歩一歩進んでいきます。是非またどこかでお会いすることもあると思いますので、その際はお声がけ頂ければ幸いでございます。17年間、本当に悔いなくやり切れたと思っております。また皆様どこかでお会いしましょう。ありがとうございました。