【倒れた鉄枠の下敷きになり死亡】小島塗装工業(新潟市北区)を労働安全衛生法違反容疑で書類送検

新潟労働基準監督署が入居する新潟美咲合同庁舎

新潟労働基準監督署は1月7日、有限会社小島塗装工業(新潟市北区)と同社代表取締役を労働安全衛生法違反の疑いで新潟地方検察庁に書類送検した。

2024年3月6日、新潟市北区松栄町の事業場において、天井クレーンを使用して重さ約1.8トンの鉄枠を運搬していた際、つり上げられている鉄枠の下に労働者を立ち入らせた疑いがもたれている。鉄枠をつっていた繊維ロープが切れて鉄枠が落下。当該鉄枠の近くで作業していた労働者が倒れた鉄枠の下敷きになり、死亡するという災害が発生した。

労働安全衛生法では、クレーンに係る作業を行う場合で、ワイヤロープ等を用いて1か所に玉掛けをした荷がつり上げられているときは、つり上げられている荷の下に労働者を立ち入らせてはならないことが規定されている。

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓