新潟市が64歳以下で優先順位の高い人への新型コロナワクチン個別接種の新規予約を一時見合わせるよう医療機関へ依頼

新潟市保健所保健管理課は8日、市内診療所と各病院へ対して、64歳以下の人の新型コロナウイルスワクチン個別接種の新規予約を一時見合わせるように依頼したことを発表した。

今年7月から9月にかけて、国から供給されるワクチンが減少することが確実となっている一方、個別接種は市内医療機関の尽力により予約受付が非常に進んでいるという。ワクチン供給が少ない中で引き続き受付を継続した場合、実際に接種するまでに長い時間を要し、接種が遅くなることが危惧される。

そのため新潟市は、一般社団法人新潟市医師会を通じた市内診療所並びに各病院に対し、64歳以下で優先順位が高い人、具体的には、基礎疾患がある人や、高齢者・障がい者施設等の従事者、障がいのある人。あるいは、保育園・放課後児童クラブ等の職員、幼稚園・小中高等学校の教職員に関しても、個別接種においてはワクチン供給の目途がつくまで新規の予約受付を一時見合わせることを依頼した。

なお、集団接種においては新規の予約受付は継続し、個別接種予約済みの人に関しては、集団接種の枠も確保しながら取り組んでいくという。

一方で、65歳位以上の高齢者については新規予約を引き続き受け付け、できるだけ早い時期の接種を呼びかけている。

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