自動車板金塗装の信栄自動車(新潟県上越市)が破産開始決定 他社倒産の余波を受け

東京商工リサーチ新潟支店によると、自動車板金塗装の有限会社信栄自動車(新潟県上越市、設立1983年4月1日、資本金300万円、松本学社長)が12月25日、新潟地裁高田支部より破産開始決定を受けた。破産管財人には森直樹弁護士(森直樹法律事務所、新潟県上越市)が選任された。負債総額は、約1,400万円が見込まれる。

信栄自動車は1976年7月創業、1983年4月に法人化し、自動車板金塗装業を手掛けてきた。2018年11月には株式会社J.フロンティアの代表を務めていた松本氏によるM&Aで、以後は同社の自動車板金塗装部門として展開していた。

しかし、近年では同業者間の競争激化や中古車の仕入価格上昇などによりJ.フロンティアの業績が低迷、多忙な資金繰りが続き、2024年10月に同社が事業を停止したことで、信栄自動車も連鎖する形で今回の措置に至った。

 

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