【2024年消防概況】新潟市内の火災は前年から減少、一方で救急出動は約1,000件増加
新潟市内では2024年、143件の火災が発生した。特に、電気関係やたばこ、放火(疑いも含む)が出火原因となった火災が多かった。火災による死者は6人で、前年から2人減った。
新潟市消防局が1月8日、2024年の消防概況の速報値を発表した。
それによると、2024年中の火災件数は143件で、前年と比較して29件(16.9%)減少した。死者数は6人(前年比 2人減)、負傷者数は37人(同5人増)。また、住宅からの出火は建物火災の58%を占めていた。
救急搬送の状況については、2024年の救急出動は4万6,469件で、前年と比較して1,064件(2.3%)増加した。これは、1日平均127件、11分に1回出動したことになる。また、搬送人員は4万2,086人で、市民の19人に1人が救急搬送されたことになる。
主な事故種別搬送人員は、最も多いのが「急病」で全体の約68%、そして「一般負傷」「交通事故」が続いた。
【関連リンク】
新潟市 「令和6年消防概況(速報値)」