県立燕労災病院で「医工連携交流会」が開催される
医療現場での困り事解決などにつながるアイデアを発表
県立燕労災病院(燕市)は25日、医療関係者と工学関係者が連携して新しい医療器具の開発を目指す「医工連携交流会」を開催した。病院職員が、モノづくり企業の担当者に、普段の仕事での困り事解決、患者の QOL 改善などにつながる手術器具や院内用品などのアイデアを発表していた。
燕労災病院 医工連携交流会 アイデアリスト(県HP)
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Simple/351/651/idea_list2_243515,0.pdf
県立燕労災病院と三条総合病院(三条市)を統合して2023年度に開院する予定の「県央基幹病院」では、院内に医工連携のための専用スペースを設置することになっている。新潟県および燕労災病院では、県央基幹病院の開院に先立ち、医工連携に取り組んでいる。また、燕三条地域では、新潟大学医学部と、三条商工会議所、燕商工会議所、三条商工会が、金融機関などが医工連携に取り組んでいる。