【受験生を狙う卑劣な魔の手】新潟県警が痴漢・盗撮被害に注意呼びかけ、一部SNSでは「痴漢祭り」などの書き込みも
受験シーズンを迎える中、新潟県警は受験生を対象とした痴漢・盗撮被害に警戒するよう呼びかけている。
受験期が近づくと、一部のSNS上で「痴漢祭り」や「痴漢チャンスデー」などと痴漢などをあおる不適切な書き込みが行われ、受験生に不安を与える状況が発生している。
受験日当日、受験生は会場に向かうために急いでいる。そうした余裕のない状況から、痴漢などの被害が発生しても、トラブル対応に時間を割くのが惜しいという心理が働くことが考えられる。
そうした心理や状況を利用し、犯罪者たちは電車内などで、受験生を狙って痴漢などのわいせつな行為に及ぶケースが首都圏を中心に全国各地で発生している。
新潟県警は、「被害者は全然悪くありません。被害に遭われた場合は、周りの人に助けを求めて安全確保し、すぐに警察に通報・相談をよろしくお願いします。また、(犯行を)目撃された方も被害者に『大丈夫ですか?』などの声掛けをして頂いて、警察に通報して頂きたいです」と注意を呼びかけている。
新潟県警では、新潟駅前などで注意を啓発する広報活動や警戒活動を強化している。