アークランズ株式会社(三条市)が、カスタマーハラスメントに対する基本方針を策定
ホームセンターの「ホームセンタームサシ」、「ビバホーム」、とんかつ専門店「かつや」、からあげ定食専門店「からやま」などを運営するアークランズ株式会社は2025年1月16日、「カスタマーハラスメント」に対する基本方針を策定したことを発表した。
基本方針の内容は以下の通り。
当社は、「くらし、満たす。こころ、満たす」をスローガンに、お客様のニーズに応えるべく日々業務に取り組んでいます。しかし、一部のお客様から、常識の範囲を超えた要求や不適切な言動が見られることもあり、その中には、人格を否定する言葉による暴力や、殴る蹴るなどの身体的暴力、セクシュアルハラスメントなどが含まれます。これらの行為は、職場環境の悪化を招く重大な問題です。 当社は、従業員が心身ともに安心して働ける環境を守りつつ、お客様のくらしを豊かにするための活動を続けて参ります。
カスタマーハラスメントの定義としては、厚生労働省発行の「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」に基づき、「お客様からの要求内容が、その実現手段や態様が社会通念上不相応なものであり、その手段や態様によって労働者の就業環境や他のお客様に対して著しく迷惑をかける行為」と定めた。
合わせてカスタマーハラスメントが起きた場合の対応として、「(カスタマーハラスメントと)認定した場合は、警察や弁護士に相談の上、法的処置等を含め厳正に対処する」ことも示した。
今後は社内的な取り組みとして「企業姿勢の明確化と従業員への周知・啓発」「従業員への教育・研修」「従業員のためのサポート体制の整備(カスタマーハラスメント相談窓口の設置)」を行っていくとしている。