新潟県糸魚川市が新型コロナウイルスワクチン接種の延期を発表

糸魚川市市民部の渡辺成剛部長

新潟県糸魚川市市民部の渡辺成剛部長は9日、糸魚川市民会館で臨時会見を開き、新型コロナウイルスのワクチン接種の延期などについて発表した。

ファイザー社製ワクチンの国からの供給量は、7月と8月においてそれぞれ約5,800回分と、6月の約1万5,000回分から大幅に減少する予定。このため、1万4,900人(全体の73.3%)が延期の対象となる。当初7月12日以降に予定していた54歳以下の人の接種券発送は延期され、8月下旬ころから段階的に発送することになるという。

一方、糸魚川総合病院と能生国保診察所において、基礎疾患のある人および55歳以上64歳以下の人は2日に集団接種の予約を一部停止していたが、基礎疾患のある人は13日から、55歳以上64歳以下の人は16日からいずれも午前9時から予約を再開する。

渡辺部長は「市民の方々にはご迷惑をかけて申し訳ない。個別接種は継続だが、予約が取りにくくなっている。全体では11月末を目標にワクチン接種を終わらせたい」と話していた。

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