小林快選手(競歩)がアルビレックスランニンングクラブ入団会見
2017年ロンドン世界陸上銅メダリスト(50km競歩)
株式会社新潟アルビレックスランニンングクラブは26日、4月1日より入団が決まった小林快選手の入団記者発表を新潟市内で行った。
小林選手は陸上の競歩選手で秋田県出身の26歳。早稲田大学を卒業後、ビックカメラの実業団選手となるが、より良い練習環境を求めていたところアルビレックスRCに出会う。セルフトレーニングで練習をする小林選手にとって、陸上競技だけに専念できることと、競技以外のフォロー体制が整っていることが入団の決め手となった。
自身の強みは「ここ一番の勝負強さ」と話す小林選手。2017年にロンドンで行われた自身2度目となる世界陸上では、50km競歩で3時間41分19秒(当時日本歴代4位)の記録で銅メダルを獲得している。これからのナショナルトレーニングセンターでの練習では、持ち前のリズム感で一定のペースを保ち、より安定したフォームを完成させ、まずは4月に開催される「ドーハ2019世界陸上競技選手権大会 男子50km競歩日本代表選手選考競技会」においてメダルを狙いにいくという。
2005年設立の新潟アルビレックスRCは今年15年目のシーズンを迎える。2020年の東京五輪を目指し、選手たちの強化に努めていく。