新潟県内の雪による人的被害は今冬合計45人に 除雪作業の負担による体調悪化にも注意

新潟県庁(2022年12月撮影)

新潟県が1月17日、同日14時時点の県内における雪の被害状況を発表した。

今回の集計により、今冬の雪による県内での死者は2人、重傷者は18人、軽傷者は25人で、人的被害の合計は45人となった。このうち雪下ろしなどの除雪作業中の事故が26人、除雪機事故によるものが16人、疾患発症を含むその他が3人だった。なお、死傷者のうち28人が65歳以上だった。

県の発表によると、長岡市では9日、80歳代男性が除雪作業中、コンクリートブロックにつまづいて転倒し、重傷を負った。

また、同じく長岡市で9日、70歳代男性が除雪作業をしていたところ、呼吸苦症状が起き、症状が改善していないという。男性は呼吸器疾患の既往症があったという。

県では、こうした除雪作業の負担による疾患発症や体調の悪化などにも注意を呼びかけている。

 

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