花角英世知事が記者会見。NGT48や佐渡汽船の寺泊-小木航路などについて語る
新潟県の花角英世知事は27日午前、定例記者会見を行ない、万代島地区将来ビジョンの策定、佐渡航路(寺泊~小木)などについて語った。このうち、佐渡航路については、寺泊(長岡)―小木(佐渡)間の社会実験で、旅行事業者からジェットフォイルを使った商品の募集を始めた。夏から秋にかけてスタートしたいという。
また昨年夏、国の船旅活性化モデル地区の事業を使って、期間限定で新潟-粟島間で粟島汽船の運航が行われたが、引き続き、国のインバウンド船旅振興制度を使って、新潟―粟島間で運航ができるか検討を進めているという。
その後の質疑でNGT48問題について訊ねられ、「NGTそのものは魅力の一つ。一刻も早く正常な状態に戻って活躍してほしい」としたうえで、「県との関係では(9月から11月に開催される)国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭のスペシャルサポーターで、広告出演契約があるが3月末で契約が満了になる。次年度以降は保留で事態の推移を見守りたい」と話していた。ちなみに、既にあるプロモーションの動画は契約満了で流せなくなるほか、新しくポスターを貼ることもできなくなるようだ。
4月7日投開票の新潟県議会議員選挙関連の質問には、「ご支援を頂いた方には、できる範囲で応援をさせていただきたい。どういう党派構成になるかわからないが、(選挙後は)民意で選ばれた議員の皆さまとは、新潟の活性化に向けて力を合わせていきたい」などと話していた。
このほか、JR燕三条駅近くに開院予定の県央基幹病院の体制、県内各地にある地域振興局のあり方などについて質問があった。