【キシャメシ】今日はお気に入りの絵がある店でプチ贅沢に「料亭ランチ」、藤作古登(新潟県上越市)
今日はキシャお気に入りのカジュアル料亭、藤作古登でランチ。月替りおまかせ膳1,650円(税込み)をいただく。さといも饅頭、南蛮漬け、鮭の炭焼き、和牛の肉豆腐、天ぷら、マグロのお造り……。正直、目移り(苦笑)。
刺身(お造り)とデザートが付いて、コーヒーを追加しても2,000円でおつりというのはリーズナブルでコスパよし。しかも完全個室で、最大2.5時間滞在することもできる。ラーメン全部載せで1,500円とかの時代である。これだけ付いて1,650円ははっきり言ってお得です(料金はすべて税込み)。
松風園の笹川豪太社長は「ある意味これが広告宣伝費です。ランチで気に入ってもらい、夜に来ていただければ。こちらのおまかせ膳はメイン料理がなく、美味しいものをちょっとずつと言うのがコンセプトです」と話す。
上越地域出身の50代前半の料理長は、関西や富山の有名懐石料亭出身。同社には高田地区に藤作別館もあるが、「別館とは料理人も違うので、料理は全く違います。こちらの藤作古登は完全個室で炭火や土鍋が特徴。江戸時代の100年以上前のお皿も使っています」(笹川社長談)。
デザートのすだちアイスは、すだちの輪切りと木の実がのっているが、味はさっぱりしていて口直しに最適。ランチ時のコーヒーまたは紅茶は200円、ごはんのおかわりもあり、大盛りが無料で110円となっている。
創業120年以上の老舗である松風園藤作グループ。店名の藤作(とうさく)は三代前の社長の名前、古登(こと)は四代前の女将さんの名前であり、店名ロゴの文体には歴史とオリジンを感じられる。新潟県上越市出身の日本画家・小林古径や同市出身で国際的に知られた画家・富岡惣一郎の絵も飾ってあり、その点もキシャがこの店を好きな理由。
大切な人の記念日や、1か月頑張った自分へのご褒美にプチ贅沢な「料亭ランチ」はいかがだろうか。
(編集部・U)
ランチタイムは11時30分〜14時。月曜日定休。
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