【申し込み後のキャンセルはできない】特商法違反の疑いで自営業の男(50歳)を逮捕、容疑の一部を否認(新潟県長岡市)
長岡警察署、新潟西警察署、県警生活保安課は1月21日7時35分、新潟市西区寺上在住で地震保険申請サポート業(自営業)の男性(50歳)を特定商取引に関する法律違反(不実の告知・不備書面の交付)の疑いで逮捕した。
逮捕された男性は、2024年5月中旬から同年8月上旬までの間、長岡市居住の70歳代男性やほか3人宅を訪問し、地震保険申請サポートについての契約を締結した際、法令で定める契約の解除に関する事項(クーリングオフ)が記載されてない書面を交付した。
さらに、2024年6月下旬から同年8月下旬までの間、長岡市居住の50歳代の男性ほか1人宅を訪問し、クーリングオフが可能であるのに「手続書に記載してありますが、申し込み後のキャンセルはできません」などと不実のことを告げる行為をした疑いがもたれている。
被害に遭った男性が警察に相談し、事件が発覚。その後、警察による捜査の結果、地震保険申請サポート業の男性(50歳)の逮捕に至った。
長岡署によると、逮捕された男性は「契約解除に関することが記載されていない書類を渡したことは間違いありません」述べつつも「キャンセルはできませんという事は言ってないと思います」と供述しており、容疑の一部を否認しているという。
詳しい経緯などは現在捜査中。