「K-POP World Festival〜グローバルオーディション新潟大会〜」が開催
NSGグループの国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校(新潟市中央区)は10日、駐新潟韓国総領事館が主催する「K-POP World Festival〜グローバルオーディション新潟大会〜」に協力し開催した。
K-POP World Festivalは韓国放送公社(KBS)が主催する、歌とダンスの実力を競い合う世界最大のK-POPフェスティバルで、2011年に第1回大会が開催され、以降、毎年韓国・昌原(チャンウォン)市で本大会が開催されている。2019年には84カ国・104地域(6,400チーム)が参加した。
開会の挨拶に立った駐新潟韓国総領事館の権相熙総領事は、「最近は両国の若者たちがお互いの文化を偏見なく受け入れており、両国の未来は明るいと思う。文化は他国に対する理解を醸成し友好を深めるために有効な役割を果たしている。今日の大会に参加された皆さんは、これまで磨いてきたダンスの実力を十分に発揮していただきたい」などと話していた。
また国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校の田中良学校長は、これまでの学校と駐新潟韓国総領事館の交流を紹介しつつ、「本校に全国で唯一K-POを学ぶ-POP エンタテイメント科ができてから、より一層韓日友好のため、交流を深めてきた。このような素晴らしい大会に学校として協力できることに感謝している」などと話していた。
一方、新潟大会(主催=駐新潟韓国総領事館)のエントリー資格は、駐新潟韓国総領事館の管轄地域(新潟、長野、富山、石川)の居住する高校生以上(プロ契約していない人)など。この日は7チームが参加しダンスを競い合った。またスタジオの様子はZoomを使ってライブ配信された。
なお、新潟大会で優勝したYuika (ユイカ)と、WINGS(ウィングス)、HFORUM(フォルム)、Freizeit (フライツァイト)の上位4チームは、韓国本大会の出場をかけて競い合う本戦(今年8月開催)に参加する。
国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校は音楽系専門学校で、歌、楽器、ダンス、音楽ビジネス、音響・照明、作曲・編曲、レーコーディングが学べる。また(先述の通り)日本で唯一のK-POPを学べる学科「K-POP エンタテイメント科」があり、全国からK-POPを学びたいという学生が集まっている。