国民文化祭及び全国障害者芸術・文化祭の実行委員会総会が開催される
準備状況、事業計画や予算について報告
今秋開催の「第34回国民文化祭・にいがた2019及び第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会」に向け、実行委員会の第4回総会が27日、新潟県自治会館(新潟市中央区)で開かれた。会長の花角英世知事をはじめ、県や市町村、関係団体が出席し、文化祭開催に向けた準備状況、事業計画や予算について報告があった。
9月15日から11月30日までの77日間に渡り開催される文化祭では、県内7つのエリアで各テーマに沿って特色を生かしたコア事業のほか、県や市町村事業や文化団体事業など総計145の事業が実施される。HPやSNS、広告などで順次PR活動が行われ、7月頃には参加事業が全て掲載された公式ガイドブックが公表される。9月16日に朱鷺メッセで行われる開会式には、皇室をはじめ文部科学省と厚生労働省の大臣も出席する。開閉式の総合プロデューサーは、新潟市出身で芥川賞作家の藤沢周氏。
各エリアのテーマは以下の通り。
〈村上・新発田エリア〉
旧街(海)道の繁栄を今に伝える阿賀北のお屋敷・庭園街道
〈新潟・阿賀エリア〉
運ぶ・伝わる・創造する〜川と鉄道が創造した地域文化〜
〈弥彦・三条エリア〉
暮らしに息づく「ものづくり」文化
〈長岡・柏崎エリア〉
詩(ことば)フェスティバル〜花火と良寛の地で〜
〈湯沢・魚沼エリア〉
雪国文化博覧会〜真白き世界に隠された知恵と出会う〜
〈妙高・上越エリア〉
発酵文化の礎を築いた先人たち
〈佐渡エリア〉
佐渡金銀山と公家・武家・町人文化