新潟県の花角英世知事が副知事に就任した橋本憲次郎氏に辞令を交付
新潟県の花角英世知事は12日、新しく副知事に就任した橋本憲次郎氏(前 総務省・内閣官房内閣参事官)に辞令を交付した。橋本副知事は、「身の引き締まる思い。微力ながら今までの経験を活かして花角県政をしっかりと支えていきたい」と語った。
また、新型コロナウイルス感染症対策について、「前職では内閣官房のコロナ対策室で参事官を務め、自治体の皆様と連携、情報交換を行っていた。今後も副知事として市町村としっかりと連携して迅速に対応を行い、ワクチン接種も着実に進めていきたい」と話した。さらに続けて、「観光業界や飲食業界、それを支える生産者など大変なご苦労をされている方々をいかに元の状態に戻し、さらに次の発展につなげていくかというのは今から議論を開始していくべきだというのが知事の考えでもあると思うし、私もその考えである」と語った。
橋本氏は千葉県出身。東大法学部卒を卒業後、平成6年に旧自治省(総務省)に入省し、総務省企画課税務企画官、宮崎県総合政策部長などを経て、昨年3月から総務省・内閣官房内閣参事官(内閣官房副長官補付)を務める。