【県内企業の魅力を探る】三条テクノスクールが生徒向けの業界研究会を開催、今年度は50社が参加

1月23日に実施された企業説明の様子

新潟県立三条テクノスクール(新潟県三条市)は1月21日から23日の3日間、同校の訓練生を対象に、県内企業の魅力を探り、将来の進路決定の一助とするための「三条テクノスクール業界研究会」を開催した。本取組みは、昨年からスタートし今回で2回目。参加企業は3日間で合計50社にのぼる。

23日の参加企業は10社。まずは企業が訓練生に向けて各社2~3分ほどの簡単な自社紹介を行った。

株式会社難波製作所(新潟県長岡市)総務部担当長 高野さん

これから就活解禁となる普通課程1年の訓練生

すべての企業の紹介が終わると、場所を移動しブースごとに詳しい会社説明が行われる。

真剣にメモを取る訓練生の姿も

テクノスクールは新潟県が運営する職業人育成のための施設。同校の特徴は実技中心のカリキュラムと高い就職率、県立だからこそできる授業料の安さだ。応募はハローワークでの職業相談後ではあるが、この時点での居住地は問わない。

本間雅人校長

施設内を案内する本間校長は、「当校の強みは、専門学校では育成が難しい金属加工などの技能者育成、高い地元就職率でものづくりの街の企業さんから喜んでいただいていることです。“高等職業訓練校”という昔のイメージからもずいぶん変わったのではないでしょうか」とコメント。

「例年、就職率は100%、このうち県内就職率は97%に至ります。地元で人を育て、地元の企業で活躍し地域を支える人材となっていく、このサイクルの実現に努めるのがうちの役目だと認識しています」と続けた。

三条テクノスクールでは、現在オープンキャンパスを開催中。2~3月の開催予定日が公開されているため、詳しい内容や申込方法は関連リンクより。

 

 

【関連リンク】
三条テクノスクール オープンキャンパス

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