【Q3決算】ブルボン、創立100周年のブーストで大幅増収増益、品揃え強化とプロモーション活性化も奏功

株式会社ブルボン

株式会社ブルボン(新潟県柏崎市)は1月30日、2025年3月期 第3四半期決算(連結)を公表した。

売上高は828億2,400万円(前年同期比10%増)、営業利益は49億3,2 00万円(同150.7%増)、経常利益は52億円(同134.5 %増)、親会社株主に帰属する四半期純利益 36億8,200万円(同129%増)となった。

当期は、消費者の節約志向が根強く、かつ選別消費傾向が継続する中で、おいしさと付加価値が調和した商品の開発を進めるとともに、各品目での品揃え強化とプロモーションによる活性化を図り、求められる価値の実現に機敏かつ柔軟に取り組んだ。また創立100周年に伴う周知や企業認知拡大につながる活動にも注力した。

その結果、価格改定の影響により伸び悩んだ商品群があったものの、ビスケット品目やチョコレート品目、キャンデー品目などが順調に推移したことから売上高は前年同期を上回った。

利益面では、売上高の伸張に加え商品当たりの利益改善に努めたこと、さらには、生産性の向上とコストの削減、経費の効率的な使用に継続して取り組んだことから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益のいずれも前年同期を大きく上回った。

営業品目別では、 菓子の合計売上高が794億7,200万円(対前年同期比110.3%)と好調そのもので、特にビスケット部門では新しく販売した「贅沢ルマンド芳醇ミルク」や冬期限定のケーキ「ミルネージュ」がヒット。チョコレート部門では人気の、「アルフォートミニチョコレート」シリーズで、季節ならではの限定商品や素材の濃厚な味わいを楽しめる商品を発売し好評を博した。

 

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