【Q3決算】コロナ(新潟県三条市)、ルームエアコンやエコキュートなどが好調
株式会社コロナ(新潟県三条市)は2月4日、2025年3月期第3四半期決算短信(連結)を発表した。
売上高は691億2,500万円(対前年同期比2.6%増)、営業利益は23億3,200万円(同5.7%減)、経常利益は26億3,800万円(同6.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は18億8,200万円(同8.0%減)となった。
暖房機器の売上高は、213億800万円(同12.6%減)。昨年の流通在庫過多に加え、需要期前半の気温が全国的に高く推移したことも影響し、前年同期を下回った。
一方で、空調・家電機器の売上高は132億9,800万円(同13.8%増)、住宅設備機器の売上高も297億3,300万円(同12.7%増)と好調だった。
空調・家電機器では、ルームエアコンが寒冷地を中心に設置工事が不要なウインドタイプの需要が増加したほか、気温が平年より高めに推移したことも後押しとなった。住宅設備機器では、エコキュートの販売や家庭用給湯・暖房システム用のヒートポンプユニットが好調に推移した。
利益面については、暖房機器の販売減少、原材料価格高騰、物流費の上昇などが影響した。
【関連リンク】
コロナ 「決算短信・資料」