新潟県上越市に新業態「ワークマンプラス」が5月10日にオープン
県内では初の出店
作業服専門店の株式会社ワークマンは5月、上越市石橋に新業態「ワークマンプラス」を出店する。ワークマンプラスの県内出店は初めて。今後、県内の既存ワークマンもワークマンプラスに業態転換する予定。人気化しているワークマンプラスを橋頭保にカジュアル衣料シェアだけでなく県内の作業服市場でもシェア獲得を目指す。
「ワークマンプラス」は一般消費者も来店しやすいよう、従来、ワークマンで販売していた低価格、高機能のアウトドアウエアやスポーツウエアなどの商品と売り場を再編集した業態。東京・立川のショッピングセンターに出店して以降、テレビなどに取り上げられ人気化。2019年9月までに新規出店と既存店の業態転換で38店体制を構築する計画だ。
県内にワークマンプラスを設置するのは一般消費者の取り込みもあるが、同社では10店以上チェーン展開している作業服専門店のある地区を重点攻略する作戦。
新潟県内には作業服専門店チェーンの「銀座」が県内9店、県外に4店を展開している。対するワークマンはワークマンプラスの知名度を武器に商品の認知度を高める。今後、県内の作業服市場の競争が激化しそうだ。