【ついに製品化】雪国まいたけ(南魚沼市)がマイタケ由来の代替肉「キノコのお肉」ほか新発売

雪国まいたけの新商品「キノコのお肉」シリーズ(プレスリリースより)

株式会社雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)は、自社のマイタケ「雪国まいたけ極」を主原料にした代替肉を用いた「キノコのお肉」シリーズを2025年2月18日より発売開始する。

新商品「キノコのお肉」シリーズは、料理にそのまま使用できる「キノコのお肉」、そのまま使える三種類の「食べるソース」(「トマトソース」、「アヒージョ」、「ごま担々」)、簡単に炊き込みごはんができる「雪国まいたけごはんの素 キノコのお肉入り」という全5種類からなる。価格はいずれも税別300円前後。

世界市場においても急激な人口増加や環境問題により迎えると言われる「タンパク質危機」の窮余策として代替肉が注目されており、この分野への投資熱も沸騰している。近年では大豆ミートのほか、マイコプロテインや培養肉などが生産されるほか、昆虫食なども話題となった。

そうした中、雪国まいたけでは自社の素材・技術の可能性、既存食材の課題などを研究、新素材「キノコのお肉」が開発された。大豆由来の代替肉に比べ旨味や食感に勝り、将来的に拡大する代替肉市場においても存在感を示す強みとなりそうだ。

同商品は主原料がマイタケであり、高食物繊維、低糖類・低脂質と、キノコの特徴がいかされた、ヘルシーな食生活に根差す選択肢と期待される。

同社は4月から社名を「ユキグニファクトリー」へと変更するが、「キノコのお肉」シリーズは新社名下での第1弾商品ということになる。

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓