【キノコ由来代替肉発売決定】雪国まいたけ(南魚沼市)がQ3決算、現商号最後の期を増収増益に
株式会社雪国まいたけ(南魚沼市)は2月6日、2025年3月期 第3四半期決算(連結)を公表した。
これによると、収益が395億6,800万円(前年同期比10.9%増)、営業利益43億1,100万円(同19.4 %増)、税引前四半期利益 41億3,900万円(同 27.3%増)、四半期利益26億8,600万円(同25.8%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益 26億8,900万円(同26.2%増)、四半期包括利益合計額 26億8,800万円(同25.7%増)となった。
同社は2023年12月に刷新した中期経営計画の中で海外市場や新規領域への積極展開を掲げ、多様な事業ポートフォリオ構築を進行。具体施策としてオランダ進出による本格的な海外展開に続き、新規事業として取り組んできた、きのこ由来の「代替肉」発売を予定している。大きな転換期を迎えるにあたり、2025年4月1日より「ユキグニファクトリー株式会社」と社名(コーポレートブランド)を変更する。
こうした節目の期に、主力の茸部門が好調。特に「その他の茸」部門では海外事業会社で扱うマッシュルームが新たな需要拡大を生んで売上収益40億5,500万円(同44.4%増)と成長した。