【Q3決算】北陸ガス(新潟市中央区)、ガス料金の改定により売上減少も利益の赤字幅は縮小
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北陸ガス
北陸瓦斯株式会社(北陸ガス、新潟市中央区)は2月7日、2025年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。
売上高は406億300万円(前年同期比1.4%減)、営業損失は9億6,800万円(前年同期は13億7,200万円の損失)、経常損失は7億5,600万円(同11億1,300万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億5,000万円(同8億2,300万円の損失)だった。
売上高については、2024年10月分よりガス料金の改定による引き上げを行った一方、原料費調整に伴いガス料金単価が前年に比べ低く推移したことおよびガス販売量の減少があったことから、前年同期に比べ5億6,300万円減少の406億300万円となった。
営業費用については、LNG価格が前年に比べ低く推移したほか、ガス販売量が減少したこともあり原料費が減少し、前年同期に比べ9億6,600万円減少の415億7,200万円となった。
なお、北陸ガスグループの連結業績は、季節的変動の著しいガス事業の占めるウェイトが高いため、ガスの需要期である冬期を中心に春先にかけて、売上及び利益が多く計上される。